春に小布施の一箱古本市で買った和綴じ本を解体してみました。
本文の紙を使ってポチ袋でも作ったら面白いかなと思って、解体しだしたら、面白い!
といっても、共感されない内容かもしれません。
写真多いです。
外側の綴じ糸を切った後、角が裂けてきていた裏表紙の部分を外してみたら、中は「こより」で綴じてありました。
ぬぬ!
太い「こより」をほどいて、少しずつ本文を外していきました。
虫喰いも発見。
「せう」という謎の文字。
でも、ボールペンの感じ。
中表紙は、こんな感じになってました。
この中表紙(扉)までが「こより」で綴じられ、さらに表紙・裏表紙をまとめて糸で綴じてあるのですね。
表紙の端には、謎の文字。
さらに表紙をはがしてみました。
表紙の裏紙をはがすと、きれいな模様が出てきました。
明治11年8月発行とあります。
本文は、印刷の濃い薄いがありまして、きれいなページはこんな感じ。
朱色の頁の番号は、購入した人が書いたものでしょうか。
文字が美しいです。
うーん…面白い。
これ、100円で買ったのですが、ずいぶんとお得でした。
いろいろ調べたら、もっと面白そうだけど、深みにはまりそうなので、今は止めておきます。
コメント
コメント一覧 (2件)
どんなポチ袋になるんでしょう…わくわく。出来たらUPしてくださいね。
私も絶賛本解体中です。いわゆる「自炊」です。うずたかくなってタワー化した漫画の単行本(変色がひどく売れないし、手にも多分入らないマニアックな)を解体してはスキャナ掛けてます。お盆中かかるに違いないです。和綴じの本の解体は夢がありそうですが、こちらは殺伐としてます。罪悪感あるんですよ~。
yukiさん、
漫画本の電子化ですか!
私もずーっと残してあった漫画本がありましたら、変色もひどいので、ある時処分しちゃいましたね。
今持っているScanSnapを当時持ってれば、とりあえずスキャニングしたかもしれません。
ポチ袋にするにはかなり薄いので、二重にするとか、なにか工夫が必要そうです。
さすが和紙、素材自体はシッカリしているので、楽しいです。