6月、ヒビノケイコさんの自主開催講座「ぽっちり舎」に参加してきました。
今回は、ことばとコミュニケーションがテーマです。
ヒビノさんと共に、タイ・カストー寺副住職であるプラユキ・ナラテボーさんが講師となり、瞑想ワークショップも初めて体験。
約7時間、たっぷりと、濃い時間を過ごしてきました。
写真は、お昼ご飯の仕出し割烹です。
年の初め、ひょんなことからヒビノさんのメルマガを購読し始めたけれど、ヒビノさんのこともプラユキさんのことも詳しく知りません。
一度、「瞑想」を習ってみたかった…その思いをきっかけに、思い切って出かけました。
日常に役立つ仏教メソッドと、瞑想ワークショップ
仏教メソッド・瞑想を日常に取り入れてるヒビノさんのお話と、プラユキさんによる座学と瞑想ワークショップ。
直に学ぶ楽しみを久しぶりに感じました。
本や動画では分からない喜びです。
今、メモや資料を見直してみても、まだ自分のことばに変換できません。
学んだ内容というより、感じたこと・心に残ったことを挙げるなら。
- 仏教(ブッダ)の考え方は、合理的・効率的で、役に立つ
- 無駄なこと(行動を伴わない悩みの堂々巡り)にエネルギーを消耗せず、生産性があがる
- 物事の捉え方が変わり、楽になる
- 自分に罪悪感を持たず、自分を信頼できる
- 一時的な感情に囚われず、受け止められる
- 他人や相手を尊重でき、現実的な対応・コミュニケーションをとれる
- 「わたしって、こういう人」は、そういうパターンを作ってきただけに過ぎない
- 自分のことばでかけた自己暗示、自己制限
- ことば自体に能力は無い
- ことばをちゃんと扱う
考え、理解することとは別に、実践できるのが「瞑想」。
教えていただいたのは、「気づきの瞑想」と呼ばれるものです。
手動瞑想、歩行瞑想、呼吸にのせる瞑想を実践しました。
“今ここ”に気づくことを繰り返します。
雑念が浮かんだら、「オッケー!自分はそれが気になっているんだな。はい、“今ここ”に戻るよー」。
プラユキさんは、そういう姿勢でいいと教えてくれました。
瞑想についてのほかの本や、プラユキさんの著書を読んでも分からなかった“感じ、ニュアンス”が、同じ場で体験したことで納得できました。
参加者も講座を作っている
受講者は5人、そして次回「ぽっちり舎」講師の詩人 totoさんも参加。
しっかり、人から学ぶのって久しぶりです。
しかも、この少人数、初めての人、初めての場所、少し緊張しました。
緊張が「少し」なのは、年齢を重ねて図々しくなったお陰ですね。
それから、“場”の雰囲気がとてもよかったのです。
だからでしょうか、疲れなかったんです(東京には疲れたけど)。
帰ってからは、しばらく毒出しの日々でした。
そして、毎日少しずつ、手動瞑想を実践中。
正直なところ雑念ばかり浮かぶのですが、「オッケー!」で続けています。
フォローメールで発見
講座の後、ヒビノさんからのフォローメールに「とてもじっくりと物事をお考えになられる方なのかな・・と感じました。」とありました。
あれ?そうなのか?と発見です。
本来は、わたし“とてもじっくり”タイプなのかって。
並行して物事を進めるのが苦手なのも、この辺りにあるのかもしれません。
本来の性質なら、仕方ないなって思えました。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!
今年も興味のおもむくまま動いてますね~。すてきです。
ジローさんのメモ、私も思わず一部メモりました。
「自分のことばでかけた自己暗示、自己制限」なんて、まさに最近私も気が付いた
ことで、まわりの目を気にするとか、まわりに迷惑をかけないようにすることが
正しいとか思うのも自分を縛ることだったんだと思うようになりました。
できない、似合わない、私なんか、これしたら変かな、などなど、考えなくて
いいことを考えているものですよね。
実際は自分が思っているほどまわりの人は気にしてなかったりして、自分勝手に
思い込んでいる部分が多いのかもしれません。
もっと、好き!おもしろい!を優先していいし、自分の欲求に正直になったり
素直に感情を出す自分を認めてあげたいなと思います。
瞑想、難しそうですね~。
私も深い呼吸をする時間を設けようとしてますが、いつも忘れてしまいます。
さるるさん、
屋根の上から飛び降りる気持ちで、行ってきました。
骨折はしなかったです。
> 今年も興味のおもむくまま動いてますね~。
それでも、自分では抑えてるつもりなんだから、本当は欲深いなぁ、わたし。
最近、「あれ食べたい」「もっと食べたい」「あれが欲しい」とかは減ってるのですが、わたしの欲の方向が違うだけなのですね。
さるるさんのお陰で気づけました。ありがとう!
ちょうどいいタイミングで、ほしい言葉に出合うもんですよね。
考えても結局は自分の枠を出れないので、直観を磨いた方が簡単だし楽なんだなと気づきました。
そのためには、呼吸法や瞑想の時間を持つのは、いい方法です。
頭で考える癖を止めて、体や心で感じる癖を上書きしていくという感じかなと。
教えてもらった瞑想法は、「手動瞑想」といって手の動きをきっかけにするので、続けるのが簡単な方だと思います。
ヒビノさんによると、タイのプラユキさんのお寺に集まる村人たちが実践する様子は、“温泉に入りながらお喋りしている雰囲気”だったと。
当日取ったメモを読み返しても、ハテナ(なぜ書いた?どことつながってる?)な所があるんだけど、それを書き写しながらまとめていくと、新しい発見もあって、面白いです。
そう、とても面白い経験です。