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少しは着物の知識を持ちたいと、図書館から何冊も借りてくるも、難しい…。
全然、頭に入らないし、身にも付きません。
青木玉さんの『着物あとさき』も借りてきた一冊ですが、これはいい!
幸田文さんの娘である、青木玉さんの随筆です。
最初の項にあった文章で「着物の洗い張り」が、次の世代へ継ぐための思いやりなのだと感じられました。
誰でも自分に似合わないものを、わざわざ着る人はいない。だが自分が気に入ってどんなによく似合った着物でも、やがて似合わなくなる時がくる。母はさっさと解いて洗い張りに出し、胴裏裾回しも一緒にきれいに纏めて仕舞われていた。
図書館の返却期限までに読み終えられなかったので、また借りようと思います。
娘からの視点で、幸田文さんを知るのも楽しいです。
着物は難しいけれど、文章や写真、紋や柄・デザインの興味から少しずつ親しんでいいかなとも思えました。
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