京都ひとり旅日記 – 1日目

伏見稲荷

京都に着いたのは、午後1時過ぎ。
まだ小雨程度でした。
ホテルのコインロッカーに荷物を入れ、伏見稲荷大社へ。

ガイドブックを買って、あの鳥居が並ぶ景色に憧れていたのを思い出しました。
郊外だと思っていたのですが、なんと京都駅からJR奈良線で2駅。
こりゃ、行くしかあるまい。

電車から降りた時には、すでに土砂降りでした。
折畳み傘では間に合わないほどの降りっぷり。


伏見稲荷大社の入り口

こんな雨でも、予想以上に参拝客・観光客は沢山いらっしゃいました。
千本鳥居で中国人の団体客と遭遇し、なかなか先へ進みません。
おばさん根性を発揮し、ぐいぐい割り込んで、団体客を抜けて先へ。

しかし、足元もかなり濡れてきて、稲荷山全体を歩くことは出来ず、すごすごホテルに向かいました。
帰りに気付いた狐さん、くわえているのは何ですか?

伏見稲荷のキツネさん

目次

モーネ工房のギャラリーへ

ホテルにチェックイン後は、モーネ工房のギャラリーへ。
ガイドブックで、井上由季子さん主宰のモーネ工房にギャラリーがあると知りました。
企画展のみのオープンなのですが、29日には開いている!
地下鉄で二条城駅前へ。

二条城入り口

二条城を横目に歩くと、モーネ工房に着きました。

モーネ工房

この日に開催されていたのは、「月の木 暮らしの暮らし」展。
ワンピース、布、紙の作品だったのでユニット名だと思っていたら、「月の木」というお一人の作家さんなのでした。
いろいろお話を伺え、楽しくて、ついつい長居。

お茶とお菓子をいただくと、そのコースターは缶ビール6本ケースの裏紙!
あぁ、あれが、あんなに素敵に変身。
たしかに、アレ、いい感じの厚紙なのですよ。

作品で特に気に入ったのは、花の形を切り取った紙から生まれる動物のカード。
偶然生まれた形が、また愛らしいのです。
在るもの(消しゴムそのもの、何かの芯、厚紙など)から生まれた版画のカードも新鮮。

紙のピースが並んでいる、ギャラリーのお手洗いを見せて頂きました。
スペアのトイレットペーパーにさえ、興奮。
フリーペーパーやDMなどが並ぶ告知板も素敵。

そして、モーネ工房のオリジナルアイテムが並ぶショップコーナー!
興奮しすぎて、結局選び切れず…。
あぁ、また、行きたいです。

ミシマガジンで知った、あのカフェへ

エレファントファクトリーコーヒー

ギャラリーを後にしたら、また雨が降り始めました。
次に、ミシマガジン「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」で知ったカフェへ。

少しずつ暗くなり始めた時分。
その路地の入り口を一度は通り過ぎました。
路地に入ると、割とすぐに分かりました。

エレファントファクトリーコーヒーのある路地
エレファントファクトリーコーヒーの看板

夕方6時ごろだからか、店内は薄暗くて、よく分かりません。
お客さんがいっぱいだったし、奥まで見通せませんでした。
もちろん、マスターに話しかけることもできず。

おいしい深煎りコーヒーと、それにぴったりのチョコレートケーキ。
コーヒーは、カップサイズとマグサイズがあります。
マグでもよかったなぁ…。

叡山電鉄に乗って、恵文社 一乗寺店へ

叡山電鉄、一乗寺駅にて

着くのに必死になっていて、証拠の写真をぜんぜん撮ってこれなかった恵文社一乗寺店
ただただ、本屋での時間を楽しんで来ました。

またも、興奮しすぎと荷物のことを考えて、ちょっとしか買い物できず。
絶対買うつもりだった『季刊 日本で最も美しい村』新聞を買ってくるの、忘れました。

編集グループSUREの本も、気になりました。
鶴見俊輔さんの名前があったからかも。
以前、鶴見さんの著書を読んだことがあって、ちゃんと理解するのは難しかったのだけど、惹かれたことを思い出しました。

「つばめ」と名の付くお店で1日目最後の食事

「つばめ」のお店

そして、恵文社 一乗寺店近くの「コーヒと定食の店 つばめ」へ。
定食は終わっていて、スコーンを夕食代わりにいただきました。

スコーンとコーヒー

メニューのボードも可愛らしくて、撮らせてもらっちゃいました。
居心地よかったです。

メニューのボード

戻りは、市バスで。
電車と比べると、バスの方が時間はかかるけど、安いです。
バス停で待つのは、ちょっと寒かったですけどね。

京都駅に戻ったら、京都タワーが輝いていました。

夜の京都タワー

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