BOOK MARKET会場で、わたしの心を一際わしづかみにしたのは、港の人のブース。
どれもこれも欲しくなったのですが、まず買ったのは『君に目があり見開かれ』です。
初めての句集です。
本の佇まいに惹かれ、買いました。
そして、最初にドキュンと来て、一度は諦めた『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』
やっぱり欲しい!と自分的締切時間の直前に買いました。
どちらも美しい本です。
『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』は、谷川俊太郎さんの訳でした。
谷川俊太郎さんの名前には、条件反射のように反応してしまいます。
インスピレーションじゃなくて、谷川さんの名前で欲しくなってるんじゃないか?
そう、自分を疑ってしまいました。
晶文社のブースにあった『写真』にも、吸い寄せられました。
でも、やっぱり我慢できずに購入。
正解でした。
手触りの面白いカバーの下にのぞく、ピンク色の表紙のチラリズム。
ページをめくるたびにドキドキする、言葉と写真。
ブックデザインは、有山達也さんでした。
一目惚れだった『君に目があり見開かれ』も、触感が面白いです。
帰りの電車で表紙をめくったら、サインが…。
ちょっとドキッとしました。
わたしにとって、本は手触りがあってこそ。
いい本に出合えたなぁ…と、しみじみしています。
しみじみと読んでいきます。
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