ヒンメリのワークショップに参加してきました

ヒンメリワークショップ参加者の作品

サカキトモコ 麦わら彫刻展 「苞と種子と」が、十日町市松代の「農舞台」ギャラリーで開催中です。
その関連イベント、サカキトモコさん(おおくぼともこさん)が講師の「麦藁でヒンメリをつくる」ワークショップに参加してきました。

ヒンメリには以前から興味があり、おおくぼともこさんのホームページからキットも購入していました。
今年になって、稲わらを使った活動をしている工房ストローさんも気になっています。

この展示も“面白そうだから、期間中には行こう♪”と思っていたのです。
しかし、サカキトモコ=おおくぼともこ と気づいていませんでした。
運よく、ワークショップ前日にそれに気づき、申し込みも間に合って、参加できました。

ワークショップの前に、展示会場へ。

目次

光と影、揺れる、麦わら彫刻

まつだい農舞台ギャラリー サカキトモコ 麦わら彫刻展 「苞と種子と」のチラシ

それはそれは、まさに「麦わら彫刻」でした。
ライ麦の麦わらと苧麻(カラムシの繊維)で作られた作品たち。
影が美しい!

線で構成された幾何学模様の彫刻たちが、
空調や人の動きで揺れる、
照明を受けて出来る複数の影も揺れる、
飽きません。

展示は写真撮影できないので、言葉でしか伝えられないのが、残念です。

ヒンメリをつくる

ヒンメリワークショップの道具

ワークショップは、教室(こちらも現代アート作品)で。
まずは、おおくぼともこさんとヒンメリの関わりのお話を1時間ほど。
ヒンメリの紹介や魅了されたきっかけ、ヒンメリを通して気づいたことをお話してくださいました。

フィンランドの冬至まつりで食卓に飾られる「麦わらモビール」であるヒンメリ、日本の稲わら・しめ縄と似ている役割、またヒンメリを通して気づいた自然の摂理や「折形」との共通点の話など。
印象に残ったのは、“ヒンメリは祈りの結晶”という言葉でした。

ヒンメリワークショップの様子

そして、ていねいな説明の後、参加者が無心で作った作品の一部が最初の写真です。
一番左は、おおくぼさんが最初に作ったヒンメリだそうです。
わたしが作ったのは、部屋に飾るとこんな感じ。

初めてのヒンメリ

ひとりだけ紐が短いのは、小さいサイズを作ろうと思って糸を短めにしていたから。
最初に作った基本サイズは、麦わらの長さ5cmなのです。
いざ3cmのを作ろうと思ったら、それやってたら一応の完成にならない…と気づいて変更したら、こんなことになりました。

自宅に戻ってから、買ってあったキットを使って小さいサイズを作りました。
上が3cm。
糸は、手元にある苧麻を使って。

小さいヒンメリ

小さい方が難しいかも、苧麻も硬かったからなぁ…。
不器用なのに、基本も出来ていないのに、新しいことに挑戦してしまうのは、性質だからしょうがないですね。
懲りずに、また作りますよ。

やはり、本も買った方がいいかなぁ。
うー…欲しい本や物が今多いので、悩みます。
ヒンメリのキット、おおくぼさんの著書や作品集、農舞台のショップで販売中です。

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