行っちゃいました、「紙博」。
開催2日目の日曜日11時頃に、会場に着きました。
混雑しているのが苦手なわたしにとって、ひゃーっという熱気。
人の多さに、商品に近づくことすら難しく、売り切れも多く、買い物も少なかったです。
しかし、行ってよかった!
「やっぱり紙が好き!」を楽しめた時間でした。
「紙博」へ行くこと自体を目的に、出店者の予習をせずに行きました。
毎回のようにそれを反省するのですが、今回もそうでした。
とても惹かれたブースは、ほぼ商品が売りきれ状態。
迷って、2周目に行ったら、その商品も売りきれ。
ワークショップも大盛況で、予約不要のものにも参加出来ませんでした。
しかし、未だに思い出すと、口元がほころんでしまいます。
それは、楽しいトークイベントを聴けたから。
紙愛あふれる『デザインのひきだし』編集長のお話
午前・午後2回とも、トークイベントを聴きました。
午後に開催された、『デザインのひきだし』編集長 津田淳子さんの「世界のハンドメイドペーパーの愉しみ」は、触っても楽しめるイベントでした。
津田さんが収集した世界のハンドメイドペーパーが参加者の間を渡り、みんながその手触りと匂いも堪能。
時間はあっと言う間に過ぎました。
インドの紙は、おおらかさがあって楽しかったです。
そして、タイの紙、もっと知りたいと思いましたね。
紙そのもののお話はもちろん、その紙に触れて感じたことが仕事のアイデアソースになってるという言葉が、印象に残りました。
紙を手にしたら、手触りはもちろん、匂いを必ずチェックというお話にも共感。
「印刷用紙を特定するとき、最後の決め手は匂い」と仰っていたのには驚きと尊敬です。
昭和8年創業の紙文具メーカーが作る紙もの雑貨
午前は、表現社 cozyca products(コジカプロダクツ)のアートディレクター 高倉英俊さんの「紙もの雑貨の作り方」。
1年半前、里山十帖でのワークショップでお話を聴いた手紙社 渡辺さんが進行役。
色々とお話を引き出してくださいました。
トークイベントの後、西淑さんの一筆箋を買ってきました。
真ん中も左も、cozyca products の西淑さんの一筆箋。
右の透かし和紙のものは、繊細さもあって、とてもすてきです。
この一筆箋、美濃和紙製なのですよね。
雰囲気も書き味もとてもよいです。
アートディレクターの視点からですと、「何なんだろう」と難解なのは売れなくて、「ちょっと不思議」なものが売れるのだそうです。
紙モノに限らず、商品・サービスに共通することだよなぁと納得でした。
気になる作家さんに出会った!
上の写真左のステッカーは、ブースの前で釘付けになった ATELIER. encle d’encle(アトリエ アンクルダンクル)さん。
滋賀県在住の女性で、お一人で作られているそうです。
下の写真のような、薄紙を使った紙モノにとてもとても惹かれました。
「紙博」出展で、更にお忙しくなるんだろうなぁと想像します。
少し落ち着かれた頃に、お取り寄せしたいです。
ワクワクすること
ほかにもワクワクするブースがたくさんありました。
ワクワクするって、“楽しい”という感情以外に、“!”な、言葉に現せない何かが自分の中に生まれますね。
昨日から始めた、ハイネさんでの水曜日の店番も、ワクワクなことの一つです。
改めて店内を見ましたら、「紙博」でワクワクしたことを思い出す商品がありました!
表紙がインドのシルクスクリーン&刺繍のノートや、cozyca products の一筆箋など。
興奮して、紙愛を込めて、ハイネのブログに初投稿です。
ハイネの店主 ジュンコさんが、開いている人なので、ハイネも自然とそういう場所になるんでしょう。
「最近、ワクワクが少ないなぁ」
もしそんな風に思っていて、ハイネのホームページやブログ、Facebookページを見て、ピンと来たら、店頭へどうぞ。
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