この夏に買った本です。
「買わない」「増やさない」と云いつつ、買いました。
おもしろい本ばかりなので、簡単にご紹介します。
左から、
直販(通販)で買った、暮らし方冒険家の『暮らしかた冒険家「#heysapporo」』。
面白そうなことをしている人たちだなぁと前から気になっていて、買ってしまいました。
暮らし方、生き方も仕事にしちゃってる夫婦、子どもあり。
札幌暮らしの先輩2人との対話、そして「“余分なもの”ができることの“豊かさ”という言葉が印象に残りました。
『魔法をかける編集』は、あの『のんびり』編集長だった藤本智士さんの著書。
1974年生れの彼の文章には、勇者が登場するゲームのような単語がたびたび出てきて、ゲームをしないわたしとしては、ちょっとイラッとしながら読みました。
そのイラッのせいか、新潟への電車内で読んだせいか、おすすめの言葉が出てきません。
面白かったのに…。再読します。
『別府倫太郎』は、「別府新聞」を発行していた、十日町市在住の別府倫太郎さん初めての著書です。
3月に発行されていたのを、やっと買いました。縁を頼って、サインもいただきました!
ありきたりですが、本当に“瑞々しい”という喩えがぴったりだと思います。
ちゃんと言葉と、自分と、向き合っている彼の文章です。
『それでも それでも それでも』は、写真家・齋藤陽道さんの写真とエッセイ。
写真は別の機会にも見ていましたが、好きな文章でした。
この本を読んだ後に歩いたいつもの道は、キラキラしたものがいくつも見えました。
不思議。
『悲しみの秘義』は春に読んでいましたが、やっと自分の本を買えました。
先日、新潟へ行った際に、BOOKS f3で出合ったのです。
サイン入りの『それでもそれでもそれでも』と共に。
2冊とも買うのは、贅沢だよねぇ…と悩んだけれど、買ってしまいました。
2冊とも、造りもとても素晴らしいのです。
本という物としての存在感や、ページをめくる感触。
文章や写真といった表現そのものも素晴らしいけれど、本を持つ喜びも感じます。
これだけのことをしておいて、この価格でいいのかしら?と思ってしまうくらいです。
この価格なので、なんとか買えるのですが。
ナナロク社は、好きな本が多いです。
齋藤陽道(はるみち)さんを知ったのは、ナナロク社から出ている、岩崎航さんの本がきっかけでした。
そして、岩崎航さんを知りたくて、別府倫太郎さんに辿りついたのでした。
気になる本があったら、手に取ってみてください。
図書館に入ってる本もあると思います。
ハイネに「ジローの本棚」スペース作れたら…という妄想もあります。
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