買ったばかりで読んでないのですが、著者のサイトでの『かかわり方のまなび方』紹介記事を読んで、本への想い新たというところ。
引用されている伊丹十三さんのエッセイの言葉に、共感のような引っ掛かりを覚えました。
多分、以前に同じように引用されている文章を読んだ気がします。
その部分を引用させてもらいます。
伊丹十三さんが昔あるエッセイで、「生まれてきた子どものことを親が、『この子には健康が足りない』『教育が足りない』『友だちが足りない』という具合に?足りない?存在として見れば、子どもも自分をそのような存在として認識してゆく。そしてその子が親になると、今度は自分の子どもを?足りない?存在としてみて、必要と見なしたものを与えてゆく…という連鎖が生じていないか?」、といったことを書いていました。
うろ覚えながら忘れられない指摘で。そうだなあ…と。
どう見ているか・見えているかによって、とる・とれる行動、接し方、かかわり方が決まる。
今まで読んだ西村佳哲さんの本は、インタビューや文章、そして本の構成がとても読みやすいです。
読んだつもりになって、スルリと読んでしまいそうで、ちょっと怖い気もします。
じっくり読みたいと思います。
- かかわり方のまなび方
- 著者:西村佳哲(にしむら・よしあき)
- 発行:筑摩書房
- 定価:1,785円(税込)
そして、はやかわ Antique & Craftsさんのブログを読んでいて、途中だったことに気づいた谷川俊太郎さんのエッセイ『ひとり暮らし』。
にいがた空艸舎で北書店さんが開いた「空艸書店」で買ったので、特製カバーに包まれています。
しみじみ読みながら、なぜか途中で止まっていました。
思い出しました。
心に沁みたので、書き写しておこうと思っていたのに、そのままでした。
しかも、どの場所だったか覚えていません…。
また読み返します。
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