『本の逆襲』を読んで感じた、新しい「本屋」

内沼晋太郎『本の逆襲』

本の逆襲』を読んで、ワクワクしています。
新聞で紹介記事を読んだ時は、「ふーん」という感じだったのです。
ラジオで『本の逆襲』の著者 内沼晋太郎さんが話しているのを聞いて、グググッと興味を持ちました。

目次

私の好きな「本」とは

この本を読みながら、自分が好きな「本」について考えてみました。
プロダクトとしての「本」なのか、その中身・コンテンツとしての「本」なのか。

どちらも好きですが、プロダクトの「本」寄り。
体裁が「本」としてわくわくするものでないと、買うのを躊躇ってしまいます。
どんなに知りたい内容でも、その持った感じがしっくり来ないと、すーっと入ってこなかったりします。

文庫本や新書など定型化されたものは、コンテンツに集中できるので、選ぶのに悩むことが少ないです。
文庫本や新書でも、出版社による多少の好みはあります。
ツルツルしすぎる紙は苦手です。

「本屋」である「あり方」という可能性

最終章で示される「本屋」の定義、これがラジオで聞いた時に一番魅力的に感じたことでした。

「本屋」は「空間」ではなく「人」であり「媒介者」のことである。それはたとえば、必ずしもリアルの「書店」を構えていなくても、「本屋」であるという「あり方」が可能であるということです。

だったら、私も「本屋」になれるじゃん!というわけです。
本屋さんに憧れていた(いや、今でも憧れている)私には、嬉しい言葉でした。

すずめ商店@stores.jpも、それに近いかな。
勝手に一箱古本市も、そんな想いでしたね。

やっぱり、本の話題が一番テンション上がります。
今後も、ボチボチと「本屋」活動をしていきたいと思いました。

ほかのidea inkへの興味の連鎖

『本の逆襲』は、idea inkというシリーズの一つです。
津田大介さんの『情報の呼吸法』もあります、シリーズ第1作です。
今度、これを読んでみようと思います。

『本の逆襲』を手に取ってみようと思ったのは、津田大介さんがパーソナリティを務めるラジオ番組がきっかけです。
津田大介さん、以前はなんとなく苦手だったんです。
ラジオで聞くといいんですよー。お声がすごく素敵です。
インタビューが面白かったお陰で、『本の逆襲』に出合えました。

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