いやー、5月というのに、暑いですね。
心臓がドキドキしすぎて、せっかくの新しいノートに書き込むことができません。
久しぶりに、大人のための大学ノート「Thinking Power Notebook」から新しいノートが発売となりました。
万能の天才へのオマージュを込めて名付けられた名前は「ダ・ヴィンチ」。
切り取るとB5短辺サイズの正方形となる「ツバメ ダ・ヴィンチ スクエア」と、本革製の高級手帖「ツバメ ダ・ヴィンチ 手帖」の2つです。
残念ながら、手帖は高価なので手に入れられておりません。
「ツバメ ダ・ヴィンチ スクエア」について、使用前のレポートです。
なんてったって、心惹かれる表紙イラスト
Thinking Power Notebookの表紙はすべて、イラストレーター YOUCHANによるものです。
昔ながらのツバメ大学ノートの表紙に線引きで描かれる世界が好き。
今までのシリーズと違い、定規できっちり描かれたようなイラスト、細部にも萌えます。
ダ・ヴィンチのあの有名なドローイングをモチーフに、Thinking Power Notebookらしい、ちょっとクスッとしてしまうイラストになっています。
囲み罫線のカラクリが、表紙の中で動いていそうな気がします。
なぜか惹かれる、正方形というカタチ
「正方形」「スクエア」って、何だか惹かれます。
実際には、ノート自体は、切り取りミシン目分横長なので、だいたい正方形。
表紙を開くと、薄黄色のカバーページが挟み込まれています。
そこには、レオナルド・ダ・ヴィンチの名言。
本文は、水色5mm罫線の方眼で、端に切り取り用ミシン目が入っています。
揺らぎのある水色の濃淡の方眼が、また好きなんです。
罫線職人によって引かれる紙面、「ダ・ヴィンチ 手帖」商品ページには工程説明も載っています。
いつもの2倍の厚さでも、パタンと開く構造
「いつでもどこでも」メモするためのノートやメモを提案している、Thinking Power Notebookシリーズ。
そのため、ノートサイズはだいたいが30枚60ページと、薄めでした。
「ツバメ ダ・ヴィンチ スクエア」は、倍の60枚120ページ。
正方形サイズには、この厚みが合う気がします。
そこで、書き込みやすさの工夫がされていました。
120ページを4つのブロックに分けてミシンがけし、それを製本しています。
だから、開きやすいんですね。
書きやすい、クリーム色のツバメフールス紙
ダ・ヴィンチシリーズの2冊の紙面は、クリーム色です。
いつもの白色と比べてみると、やさしい印象がします。
書き味に定評のあるツバメフールス紙なので、スーッスーッと。
アイデアや言葉も、スーッスーッと出てくるとうれしいですね。
気持ちもやさしくなると、うれしいです。
もっと知りたくなる
今回も「Thinking Power Notebook」ウェブページ制作を担当させていただきました。
文具好きとして(浅くはありますが)、これほどうれしいお仕事はありません。
詳しい資料をいただくのですが、少ない知識を補うべく、情報を探します。
ツバメノートとダ・ヴィンチのこと、そして「ツバメ ダ・ヴィンチ手帖」の栞に使っているカラムシのことなど、どんどん知りたくなるのでした。
製品紹介ページと、参考にした情報のリンクです。
- Thinking Power Notebook:「ダ・ヴィンチ」シリーズ
- ツバメノート / ものづくりを訪ねる / 【コーポレート】ライブラリー詳細 / 土屋鞄製造所
- デザインのひきだし・制作日記 『デザインのひきだし24』(ツバメノートの「罫引き」が載ってます)
- レオナルド・ダ・ヴィンチから学ぶノート術 | 弐代目・青い日記帳
- 十日町市博物館(カラムシ、越後上布の資料展示があります)
- 津南町農と縄文の体験実習館「なじょもん」(カラムシの資料展示・体験・グッズがあります)
- 「石黒の昔の暮らし」HP内 カラムシの項(柏崎市高柳町石黒地区の大橋さんにいろいろ教えていただきました)
「レオナルド・ダ・ヴィンチから学ぶノート術」を参考に、「ツバメ ダ・ヴィンチ スクエア」に向かおうと思います。
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