昨年急逝された陶芸家 吉田明さんの作品展「天衣無縫な自然人 吉田 明の世界 」が柏崎のギャラリー&茶房「風の座」で開催中です。(3月2日まで)
親交のあった「風の座」オーナーのコレクションも含め、青梅・日の出・妻有の工房から生まれた作品が並んでいます。
先日、ちょっとだけ見させて頂きました。
吉田明さんの三島手が好きです。
が、私にはお高くて、全く手が出ません。
妻有焼の作品は、割と手頃な価格からありました。
自分にも手が届く三島手の作品が無いか、またゆっくり見てこようと思います。
三島手とは、2007年『サライ』付録の解説によると、次の通りです。
- 三島手(みしまで)
- 李朝の技法。象嵌の一種で、素地に印で花や渦巻きなどの文様を捺し、白い化粧土を塗り込んだもの。三島の語源は諸説ある。
コメント
コメント一覧 (2件)
吉田さんの話を聞いたときは「えっ!うそ!!」と、思わず声が出ちゃいました。
妻有焼きはこれからなのにね、とっても残念。
アタシが陶芸を再開したのも吉田さんの考案した七輪陶芸からだったし、妻有で遊んでいてもアチコチで名前を聞くし(主にうぶすなの家)。色々と身近に感じる存在でした。
一度で良いからお会いしたかったな。
三島手は吉田さんが一番得意としていた技法だね。
自身で「オレは日本一の三島手の名手だ」と言っていたそうです。
つくづく残念。
私も、新聞記事を読んだときは、思わず絶句でした。
三島手は、見ているだけでうっとりします。
あの技法自体、好きなのかも。