「本との出合い」を書いたら、新しい本と出合えました。
お勧めコメントを頂いた『自分の仕事を考える3日間 I』。
図書館で探すも無く、Amazonを見たら「在庫:1」だったので、思わず注文。
北書店なら置いてあるだろうに、近くには無い訳で、またAmazonに頼っちゃいました。
昨年開催されたイベント奈良県立図書情報館「自分の仕事」を考える3日間のフォーラム・ゲストに、ファシリテーターの西村佳哲さんが事前インタビューした内容をイベント開催後にまとめたものです。
登場するゲストには、以前から興味を持っていた方たちのお名前もありました。
読みかけの本もあるのに、がっついて読んでます。
といっても、同じく西村佳哲さんの著書『自分の仕事をつくる』もそうでしたが、一つ一つ「そう、それ!(合点)」「うーん(深く共感)」「うわー(言葉もない)」という波が押し寄せてくるので、読みやすい文章なのに簡単には進めません。
2008年夏に知って気になっていた、「半農半X(エックス)」という考え方・生き方を提案している塩見直紀さんの言葉に、うわっ!と思った箇所がありました。
「半農」を別の言い方であらわすと、レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー(自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性)」みたいなことだと思っていて。
『半農半Xという生き方 (新書版)』を読んだのに、ちゃんと理解していなかった私は、「農業、ちゃんとは出来ないなぁ…。今のところ、機械も動かせないし」と思っていました。
でも、「センス・オブ・ワンダー」なら、すぐに実践できます。
恵まれた場所に居ます。
この文章に会うちょっと前に、八重桜の枝切れを見て、樹皮の美しさに惚れ惚れしていたところでした。
ぺんぺん草(なずな)のしなやかさに、うっとりしていたところでした。
これって、「センス・オブ・ワンダー」で合ってるかしら。
『自分の仕事を考える3日間』『自分の仕事をつくる』は、とにかく今一番、自分に響く本です。
いいとこだけでも書き出そうと思っても、いっぱいありすぎて困るくらい。
人に教えたい、プレゼントしたいけれど、手元に置いて読み返したい…とても、困る本です。
出合えて、よかったー。
コメント
コメント一覧 (6件)
桜の皮はきれいですねー。
ナズナも良いです。今度ナズナを絵にしたいなー。形が面白い。
センスオブワンダーです。きっと。よく知らないけど。(笑)
カーニバルさん、
桜の皮は、樹皮の中でも抜群にきれいですよね。
樺細工が生まれるわけだ、と一人納得してました。
なずな、部屋に入れてから沢山の実が出来ました。
日に日に、ハート型の実が増えて、太っていきました。
この曲線も面白いです。
菜っ葉類の花が好きなんだなと気づきました。
今、玄関の花は、ブロッコリーが伸びちゃって花を咲かせたものです。
レモン色の菜の花です。
母が飾ったもので,意外と長持ちしています。
気に入っていただけて良かったです。自分は本を読みながら大事なことが書いてあると思う場所の頁の下隅を折る(ここまで読んだ、は上隅)のですが、西村さんの本は下がやたらふくれて困ります。というか折る意味がなくなるくらい沢山あって。
kameさん、
ご紹介いただいて、ありがとうございました!
すでに『自分をいかして生きる』も欲しくなっており、その分何を削ろうかと考えています。(あるいはどこかから臨時収入あるっけ?と頭をひねってみたり)
> というか折る意味がなくなるくらい沢山あって。
わかりますー!
書き出したり、付箋でも貼ろうかと思ったりしましたが、「全部だ、全部っ!」って自分に突っ込みました。
自分の中にあっても言葉に出来ていなかったものが、ちゃんと文章となっていて、ストンストンと整理されていく感じです。
私が本屋なら、西村佳哲さん特集の棚を作りますね。
『自分の仕事を考える3日間 I』に載ってる方の本やDVD、紹介されている本、とか。
ディスプレイ用と称して、太陽系のそと|銀河系も買うとか…。
西村さんが使っている道具も置くとか(知らないけど)。
自分がそういう場所を欲しいだけですね(^^;
桜の樹皮、しみじみ見たことがありませんでした・・・美しいです!!
ぺんぺん草の画像、うっとり眺めています☆
私も、菜っ葉類の花が好き!!!
そふぃーさん、
葉っぱと同じように、樹皮にも個性があって、楽しいです。
ソメイヨシノは、もうちょっとぼやーっとした印象がありますが、この枝は濃い色で艶もいいです。
そふぃーさんの菜の花の写真、いつも光が印象的ですよね。
野菜の花もきれいですよね。
アスパラガスやゴーヤの花が好きです。
アスパラガスは花が小さすぎて、毎年上手く撮れません。
今年こそ、ピントあったのが撮れるかな。