頼さんにコメントを頂いたことで、『自分の仕事をつくる』の著者 西村佳哲さんの会社サイト「リビングワールド」へ辿り着きました。
ちょっとずつサイトを読んでいます。
『自分の仕事をつくる』は、とても読みやすくて心に響きました。
「仕事」「働く」「生きる」ということに対して真摯に実践している人々へのインタビューは、読んでいて気持ちがいいのです。
すごくいい!と思いつつ、私にしては早いペースで読み進み、文章の抜き書きもしていません。
紹介するというまで、自分の中で消化していないのです。
でも、西村さんのブログを読んでいて、言い当てられた!と思う箇所があったので、この記事を書きました。
『自分の仕事をつくる』を読んでいてもそうでしたが、自分が言葉に出来ずにいたものを文章にして下さっているという感じます。
本は、それを読むことで「自分に出会う」時間を持てることが、なによりの効用だと思う。
中に書かれていることをコピーするのではなく、書かれていた一言、語られたワンフレーズを手がかりに、自分の中にあったいくつかの断片がパシッ!と集まり、あたらしい一つの固まりになる。曖昧だったものがハッキリする。
本を読むことは、そこに書かれていることに反応する自分に触れる、触れ直すことだ。
仕事に関する参考書籍を読むことが多かったせいか、そこに書かれていることに反応する自分に触れる、触れ直すことが少なかったように思います。
しかし、最近、そういう本に出合えています。
そう感じた本が、こちら(出合った順)。
- 本屋さんの仕事
- 自分の仕事をつくる
- デザインのデザイン(ある場所で、一部を読んだだけだけど「読まなくちゃ」と思ってます)
- デザイン思考が世界を変える(『自分の仕事をつくる』にも載っていたIDEOのやり方、読んでいる最中)
『デザインのデザイン』はもちろん、『一箱古本市の歩きかた』も欲しいと考えているところです。
一箱古本市 まちとしょテラソ市 を知ってから、その元となっている不忍ブックストリートの一箱古本市が気になっているのです。
先日、長野市の本屋で『デザイン思考が世界を変える』とどちらを買うか悩み、『一箱古本市の歩きかた』は買わずに来てしまいました。
しかし、まちとしょテラソのブログにも紹介されており、やはり買わねばと…。
本ばっか読んでもしょーがねーんじゃねーの?と自戒してみたりもするのですが、西村さんの言葉に励まされました。
また、これらの本は出掛けたことで出合えたという本ばかりなのが、我ながら面白いと思ってます。
コメント
コメント一覧 (4件)
最近、ゆっくり本に触れることなく反応する自分すらないのが悲しいです。
不忍ブックストリートもずっと行きたいと思いつつ、G.W.の帰省に行けたじゃんとジローさんの日記で今、気付いた私。あーあ、、です。
コチコチさん、お久しぶりです。
「不忍ブックストリート」、知ったのがつい最近の私です。
新潟の北書店に小冊子があってラッキー♪と思いました。
いっぱいチラシや小冊子を貰ってきたものの、まだ目を通していません。
イベントとか色々ありすぎて、情報がある中だと、気づかないことも多いですよね。
そーだよ、それ気になってたっけ、と後で思うことが多々です。
ゆっくり本に触れる…古本屋さんや個性のある小さい本屋さんだと、その楽しみが大きくなる気がします。
大型の新刊書店とは違った出合いが期待できます。
あと、たびのそら屋さんの本棚とかね。
大型の新刊書店すら近くに無いので、Amazonのお世話になる率もかなり高いのですけど。
はじめまして。西村さんの著作はこの次の『自分をいかして生きる』『自分の仕事を考える3日間』も是非。『自分の仕事をつくる』にぐっと来た方ならどちらもオススメです。また、今年仙台メディアテークで新潟のエフスタイル他とイベントを行っていて、
http://www.smt.jp/lecture/vol3/index.html
私は残念ながら行けなかったのですが、こちらもそのうち書籍になるそうです(『自分の仕事を考える』シリーズとして)。楽しみですね〜。
kameさん、
はじめまして。
西村さんの著書のご推薦、ありがとうございます。
> また、今年仙台メディアテークで新潟のエフスタイル他とイベントを行っていて、
> http://www.smt.jp/lecture/vol3/index.html
おぉー!
仙台メディアテークにも興味あり(行った事はありませんが)、あの場所でこんな素敵なイベントが行われているなんて!
書籍化、楽しみです。
西村さんの本、どれも読みたいけれど、お財布的には厳しいので、久しぶりに図書館へ行ってみようと思います。
また、グッと来る本にも出合えるかも。