以前から気になっていた、刺子織のぬかぽんカバー。
実物を手にしたら、想像していた以上のうつくしさです。
福田利之さんデザインの刺子織「十布(tenp)」
一針一針、手で作るイメージの刺し子。
福島の工場で、独自の織り機によって作られる布地があります。
写真ではプリントのように見えるかもしれないですが、糸がぷっくりと模様を形作っています。
この柄をデザインしたのは、イラストレーターの福田利之さん。
「十布(テンプ)」は、福田さんがデザインするテキスタイル・布プロダクトのブランドです。
その中に、刺子織の布「tenp02」があります。
福田さんが刺子織の工場を訪問したときのレポートは、十布のサイトで見れます。
刺子織のことは、難しくて、読んでもよく理解できませんでした。
ほぼ日手帳のカバーになったときのレポートは、写真が多くて分かりやすいかも。
この布は「柳式刺子織」と呼ばれ、福島の三和織物さんにしか作れないものだそうです。
「三和織物」で検索して出てくるほかの刺子織に比べると、福田さんがデザインする「tenp02」は軽やかな感じがします。
刺子織が、ぬかぽんのカバーに
「ぬかぽん」は玄米・炒りぬか・塩で出来たホットパックで、冷えのひどい時代には一年中、何年もお世話になっていました。
使用頻度の低い夏は冷蔵庫で待機、レンジでチンしてお腹・腰・首の付け根などに当てていました。
ひどい冷えや腰の痛みも減り、今では電子レンジの無い生活で、ぬかぽんとの仲も疎遠になりました。
ただ、温めなくても、この重さもまた気持ちいいんですよね。
夏になると売ってない「ぬかぽん」ですが、正直、夏こそ使い勝手がいいのでは?とも思ってます。
冷房や冷たいものを食べて冷えた体の芯を温めるのに、効きます。
ただ、材料が自然のものなので、ちゃんと管理をしないと虫やカビが発生する可能性もあり、夏の販売は難しいのですよね。
うつくしいカバーと共に、再び、わたしの手元に来た「ぬかぽん」。
今年は、これがあるから安心です。
そこにあるだけで、うれしい
tenpの布地は、心地のいい手触りも魅力です。
オブジェとして、そこにあるだけでもいいと思えます。
この布の大きなバッグ、きっと素敵だろうなぁ。
風呂敷もいいかも。
この刺子織のカバーは、ぬかぽんオンラインショップでの限定販売です。
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