週末、数年サボっていた2階廊下の障子紙の張り替えをしました。
面倒くさいと思いつつ、ちゃんと障子紙の建具は好きです。
使うのは、パルプ障子紙ですけどね。
今まではただ早く終わらせようとして、雑な作業でしたが、今回は丁寧に。
具体的には
- きれいに障子紙を剥がし、桟に汚れを残さないようにする
- 桟を乾かしてから、新しい障子紙を貼る
- 仕上げに霧吹きをして、障子紙をピンと伸ばす
至極、当たり前のこと。
段取り悪く、生来が雑な性分の私は、なかなか上手くこなせません。
それでも、今までで一番丁寧に作業したと思うので、かなり自己満足度は高いです。
家にあった「でんぷん糊」を適当に水で溶いて、刷毛塗り。
一枚貼りタイプを使い、広めのマスキングテープで仮止めするのに、何故か曲がります。
でも霧吹きすると、仕上がりは、なんとなーく誤魔化せるのですねぇ。
一日4枚がやっと、合計8枚の作業となりました。
部屋が明るくなりまして、気分がいいです。
自分の部屋にも、張り替えを待つ障子が4枚。
廊下の障子は、使用頻度が低い上に、ほとんど手をかけていなかった分、かなり痛んでいます。
色が剥げたり、木材が擦れて減っていたり…。
どうにか補修したい…40年経ってる建具たち。
コメント
コメント一覧 (6件)
そうそう、なかなかきれいにできないんだよね。
何回かやってるうちにコツがわかって来るんだけど。
家は今や息子に引き継いでやらせてます。(笑)
「障子の1枚も張り替えられなくてどうする」とかなんとか言って。
結構上手に貼れるようになってきましたよ。
我が家は和室が一室しかないのに、あまり使わない部屋なのを口実にやっぱり数年に一度ですよ。
去年張替えました。
雪見障子になってるので貼る部分が多くて面倒なんだよね。
おまけに家にあった障子紙を使ったらサイズが合わなくて小分けに貼ったもんだから手間が多くて。
でもはく離液を使ったらおもしろいようにハラリとはがれて楽しかった♪
あとは軽くふくだけだから簡単でオススメです。
わぁ〜
ステキな障子(桟)ですね。
ガラスの模様も懐かしい。
障子を張り替えると
少し前の日本の母みたいな気分になって
キチンと暮らしてる感が充満しますよね。
破れたところに
桜の形に切り抜いた和紙が貼ってあるのも好きでした。
ジローさんちって、たくさん障子があるのね。
●カーニバルさん、
いいっすね、素直に聞いてくれそうな息子さんが居て。
コツを掴んだ頃に障子の張り替えが終わり、再び張り替えをする時にはコツを忘れているという…。
数年前に頑張った網戸の張り替えも、すでにコツは忘れています。
体は覚えているでしょうか…幸いなことに、まだ破れてなさそうです。
●さるるさん、
雪見障子ですか。
風情ありますねぇ。
あれって、一度ばらすのですか?
うちの障子も、小さい釘を外せばいいんだけど、普段はガラスや板の部分も埃だらけにさせてるから、一気に拭き掃除とばかり、そのまま作業しました。
剥離剤、数年前に買ったのが再登場。
無くなったら、洗剤ちょっとと水で容器を再利用しました。
成分に「界面活性剤」とあったもので…。
あの容器、便利でした。
●小町さん、
そうなのです。障子の張り替えって、達成感はあるのです。
板戸と違って軽いですし、とてもいい建具だと思います。
> ジローさんちって、たくさん障子があるのね。
和室ばっかりですからね。
カーテンだけの部屋は少ないかも。
(カーテン&障子という部屋があります)
私の部屋は、今はフローリングですが、元は畳。
障子が好きなので、結局カーテン付けていません。
好きな割には手入れしていなくて、お恥ずかしい…。
障子貼りにマスキングテープを使う!気がつきませんでした。
いいですね、次回はぜひやってみようと思います☆
障子の建具、いいですね。
なんか、向田邦子のドラマみたいな感じです
そふぃーさん、
マスキングテープ、塗装面にはお気をつけて。
そういえば、以前は普通のセロテープとかで試したりしましたが、マスキングテープは意外としっかり貼れました。
障子紙と木の桟には相性がいいんでしょうね。
この障子は、多分、家を建てた時に、大工だった祖父が作ったものだと思います。(と聞いたような…曖昧な記憶)
私の部屋の障子は中古で、祖父の作では無いのがちょっと残念です。
でも、そこそこいい感じです。
1つは桟がいっぱいで、糊付けが大変(汗)