グラフィックデザイナー 有山達也さんのエッセイ『装幀のなかの絵』を読みました。
デザイナーという仕事に限らず、
仕事をする上で、考える上で、ものを作る上で、生きる上で、
忘れてはいけないことが書いてある感じ。
借りた本を返す頃になって、何か言葉を抜き出しておこうと再び開きました。
そんなときに限って、久しぶりの頭痛で頭が回らなくて、うまく読めないのでした。
また、あの場所で読ませてもらおうと思います。
文章もよかったけれど、本としての佇まいも好きです。
普通の文庫本(左)より、一回り大きいサイズなのですが、妙にしっくり来ます。
本文ページの余白も心地よいのでした。
いつか買って、手元に置いておきたい本です。
著者の有山達也さんの代表作といえば、『ku:nel』『雲のうえ』など。
北九州市の情報誌『雲のうえ』は、柏崎のギャラリー tanneでも手に入ります。
先日、最新号とバックナンバーをいそいそと貰ってきました。
気になる方はお早めに。
- 『装幀のなかの絵 四月と十月文庫3』
- 著者:有山達也
- 発行:港の人
- 初版:2011年11月25日
- 定価:1,200円(税込)
コメント
コメント一覧 (2件)
この本北書店で見かけたな。
手に取っただけで買わなかったけど、今度読んでみる。
『雲の上』私も貰ってきたよ~。
昔から気に入っている本には牧野伊三夫さんの字やイラストが結構多いな。
Tomokoさん、
『装幀のなかの絵』は、tanneさんで借りました。
ハンコ屋四代目の心に「ずしんと響いて」というのを知って、読みたくなりまして。
あの場所で読んだ方が頭と心に残る気がしました。
家だと、どうも落ち着かないのでした。
> 昔から気に入っている本には牧野伊三夫さんの字やイラストが結構多いな。
あー、分かります。
というほどには、実は読んでないけれど、「これ描いたの誰だろう?」って思った時に記憶に残るのが、牧野伊三夫さんということが多いです。