りぼん書店

りぼん書店で買った2冊

りぼん書店で、お気に入り間違いなしの2冊を買いました。
ミシマ社の『はやくはやくっていわないで』とほぼ日の『羊どろぼう。』。

「りぼん書店」という本屋さんはありません。
リボンカフェ経由で、まちの本屋N書店から買ったのです。
雑誌の定期購読などでN書店と取引のあるリボンカフェさんに、注文をお願いしました。

きっかけは、「頑張ってるまちの本屋さんに元気になって欲しい」。

しかし、今までほとんど行ったことのない、自分の欲しい本があるかどうかも分からない本屋は「入りづらい」。
その間を取り持ってくれたのが、リボンカフェの店長ということなんです。

まちの本屋で本を買おうと考えるようになったのは、新潟市にある北書店の居心地の良さから。
オールマイティーでは無いけれど、本棚を見るのが楽しい本屋さんです。
ああいう場所が近くにあったら、とても嬉しい。
そのためには、ちょっとでも、まちの本屋さんに元気になって貰わねば。

はやくはやくっていわないで』(Amazonへリンク)は、絵本です。
「はやくはやくって言わないで」「他人と比べないで」って思いを代弁してくれてるようでもあり、自分で自分を急かしてしまう焦りをなだめてくれるようでもあり。
言葉と絵のリズムが、ゆったりした気持ちにさせてくれます。

羊どろぼう。』(Amazonへリンク)は、大好きな奈良美智さんの挿画。
懐事情もあるし買ってばかりもいられないぞと思っていましたが、tanneで実物を見たら、手元に置かずにはいられなくなりました。
本の雰囲気がいいんです!
紙の質感とか本のサイズとか。

ムムム!な2冊です。

これからも、急ぎの時はAmazonを使うけれど、急がない、いや届くのを待つ時間も楽しい本を「りぼん書店」にお願いするつもりです。

(ここから追記)
ほぼ日の『羊どろぼう。』案内ページを読むと、どの書店でも取り扱いがあるものではないようです。

これまでの「小さいことば」シリーズは、
全国のロフトや、一部のイベントでの発売をのぞき、
基本的には、ほぼ日刊イトイ新聞内の
「ほぼ日ストア」でしか購入できませんでしたが、
このたび、多くのリクエストを受けて検討した結果、
この『羊どろぼう。』から販売機会を広げ、
ほぼ日ブックスを取り扱っている
全国の大手書店さんなどにも並ぶこととなりました。
Amazonや楽天といった、
大手のネットサイトにも流通いたします。

まさか、N書店さん、代わりに自分で買ってくれたとかじゃないよね。
時にはお客さんのために送料を負担してまで取り寄せてくれるって話を聞いたので。
Amazonや楽天に流通するってことは、取次を通すってことなのかなと思ったんだけど。
ちょっと気になる…。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 読書(雑誌を除く)嫌いだった私が本に興味を持つようになれたのもココチノさんのブログのお陰^^
    見るからに分厚い本へのチャレンジはできていないものの、こういった本は読みたい・・・って気にさせてくれます♪
    特に絵本は毎日娘に読んでいるので、絵本に関しての情報がとっても嬉しいです。
    「はやくはやくっていわないで」
    これ、色々な意味で私が読むべき本だと思います。
    そう、人と比べちゃいけない。。。。。
    ううううう、見たいっ!!!!!!!!!!

  • はるうららさん、
    > 読書(雑誌を除く)嫌いだった私が本に興味を持つようになれた
    ほんと?
    嬉しいなぁ。

    『はやくはやくっていわないで』は、娘さんとずーっと仲良しで居てくれる絵本になるかもしれません。
    きっと、本屋さんにあると思いますので、是非手に取って見て下さい。
    開くともっと楽しいです。

  • 「頑張ってるまちの本屋さんに元気になって欲しい」そうだよね~。
    大したことはできないけど、ちょっとした気持ち。
    夫はめがね屋さんは40年、床屋さんは35年、本町に通い続けています。
    私は、ピカピカにおいしい魚を売ってくれる魚屋さんに
    絶対なくなっては困るので、ガソリンまいてせっせと通ってます。

    りぼん書店、何気にホントにありそう。

  • Tomokoさん、
    そう、大したことではない「気持ち」なんですけど、ちょっとしたことでも行動しない限りはね〜という感じです。

    リボンカフェ店長がいなければ、こういう行動にはならなかったです。
    一緒に妄想が盛り上がってしまうタイプの方です。

    何にしても「きっかけ」が大事ですよね。

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