12月1日、この冬初めての積雪は、本格的な降りっぷり。
上越市へ向かう途中、通りの少ない道はこんな感じでした。
そんな悪天候の中、上越へ行った訳は、「カタヅケ同窓会」への出席のためです。
カタヅケラボ主催のセミナー・講座の受講経験者を対象にした集まりです。
整理収納アドバイザー ヨコヤマトモコ先生の講座を受講しての変化や気づき、今の片付けの悩みやその解決法を共有しました。
アッという間の2時間半。
心地よい、快適な暮らしのために
カタヅケ(片付け、整理収納)の目的は、心地よい家(空間)にすること。
それは、自分自身のためであり、家族や迎え入れる人のためでもあります。
その家族が「片付けに対して納得してくれない」「好みが違って上手くいかない」場合も多くあるようです。
そんな悩みに対してのヨコヤマ先生のアドバイスは、
思いやりをもって相手の身になって考え、納得してくれるまで待つこと。
ハッと思いました。
私は諦めの方が大きくなっていたけれど、思いやりの姿勢で考えたら変化があるかもしれないと思えました。
相手だけじゃなく、自分も。そして、カタヅケのことだけじゃなく。
そう、カタヅケの話を聞きつつも、ほかの課題を解決するヒントも沢山貰えるのが、ヨコヤマ先生なんです。
整理収納は、問題解決に応用できる考え方だと思うんですよね。
カタヅケスイッチON
整理収納講座を受けて、私に起こった変化は、カタヅケスイッチが入りやすくなったことでした。
「面倒くさい」と思うことが少なくなった気がします。
基本、散らかっていても気にならないタイプです。
「汚部屋」というのに近いかもしれない…。
ただ、年を重ねるごとに物も増え、自分が困ることが多くなったのです。
そもそも「片づかない」、必要な時に「見つからない」、ロスが多すぎると思いました。
しかし、片付けはセンスではなく技術(方法)、そして継続(繰り返し)と教えてもらって変わりました。
実際に過去に自分で試したのは、自室だけですが、こんな感じです。
- 収納し直し
- ボックスファイルでスッキリ(中の書類は紙フォルダとクリアフォルダ)
そういえば、大きな片付けは昨年以来してませんが、ちょこちょこ物は手放しています。
12月は、一日かけて見直す日も作りたいなと思います。
同窓会を機会に、整理収納まとめページを更新しようと、今思いました。
「家展」でもキーワードは「家の心地よさ」
カタヅケ同窓会の前後に、高田図書館での「家展」に2度立ち寄りました。
最初は大橋秀三さんのお話を聞くことができ、夕方は東條亜実さんとお話しできました。
大橋さんも、大橋さんの事務所のスタッフとしても活動する東條さんも言われていたのが「家の心地よさ」。
説明の要らない「いい感じ」を作るということ。
この「いい感じ」は、好みもあるところ。
こういう機会を通して、建築家・設計事務所を知ってもらい、そこで「いい感じ」を見つけてもらえたらなぁと話されていました。
5名の建築家それぞれ、図面や模型だけでない「家」の表現もあり、面白かったです。
東條さんの展示では、2年前のmu-anで発表された「小さな小さな家」に、子どものための増築がされていました。
会場が違うと、mu-anでの展示と少し違って見えて、それも面白かったです。
快適な家について考える方々と会えて、楽しい一日でした。
帰ったら、除雪車出動していて、驚きました。
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