本間印鋪四代目が開いた秘密基地「七尾屋(ななおや)」へ行ってきました。
tanne アラキさんの訪問、スミレ屋お2人の訪問に刺激されました。
写真で綴るレポートです。
アーケード通りから、小さな看板に誘われ、本間印鋪脇の路地に入って行きます。
こちらが、入り口。
傾いて見えるのは、もちろん撮り方のせいです。ごめんなさい。
そろりと戸を開けて、「こーんにーちわー」。
スリッパに履き替え、決して広くはない七尾屋の空間をぐるりと。
何やら、気になるもの面白そうなものがイッパイです。
外からはガラス越しの柔らかい光。
ガラス戸の外に見えるのは、本間印鋪二代目の趣味だった盆栽たちと開店祝いのお花。
什器・備品の大部分は、本間印鋪さんにあったものだというから、驚きでした。
買ってきて置いたものとはちょっと違う、優しさのような雰囲気はそのせいかも。
ハンコ屋だけど、本も置いてあります。
商品じゃなくて、「読んでみて」という感じのおすすめの本。
エフスタイルさんとの出会いは、四代目に影響を与えたらしいです。
遊び心のあるハンコや四代目オリジナルのポストカードなども。
このポストカードは、激しくオススメ。
折り紙とハンコを組み合わせた、楽しい商品「おりがみくじ」!
昔のゴム印造りに必要だった道具が入っていた、美しい箱を活かすために生まれたアイデアということです。
肝心の四代目は、上手く写せていません。
お茶を何杯もいただきながら、色々と話を聞かせてもらったのに、この写真…すみません。
七尾屋には、試し捺しが出来るハンコが用意され、無地のハガキ大の紙を販売しています。
筆記具も用意してあり、ここで手紙が書けます。
私はレターセットも持ち込み、書きました。
コメント
コメント一覧 (9件)
興奮間違いなしのレポート、ありがとうございます。
少し行けた気になる…けど、やっぱり早く行かなくちゃ。
取材時にも見た、四代目作と思われる路地脇のアート作品。
あの穏やかな雰囲気の奥にある、熱いアーティスト魂にハッと
させられました。
そして、奥にあるあの機械は…。むふふ。
ヒヨコさん、
やっぱり、現場へ行かなくちゃ、なのです。
そしてお話聞かなくちゃ、なのです。
喋りが苦手な私でも、そう思いました。
同じ空間でも、目が行くところって違うと思います。
見直してみたら、商品のハンコ写真は少ないじゃねーか!と自分に突っ込み。
でも、物を売ってるだけの場所じゃないとは感じたんですよ。
奥にあるあの機械、そうです、掃除されてキレイになってました。
何でも、子どものお客さんは触って動かすそうな。
ぬくもりの伝わってくる写真満載のレポート、感激です!
ありがとうございます!!!
行かなくっちゃ ですね、行きたいんだけど・・・・
人とモノとの距離感とか、馴染み具合とか、居住まいとか、来る人をもてなす気持ちとか、その”温もり”がすっごく伝わってきました。
あの、人なつっこい四代目さんの笑顔 と ジローさんのきらっきらの笑顔。お二方の最高の笑顔が揃ったひとときを、もうひとつカメラがあったらパチリ☆と撮りたい。
こっそり路地を行く猫のように、いつか私も覗いてみたいと思いました。
●そふぃーさん、
写真載せ過ぎかなとも思ったのですが、始まったばかりで、きっと変化して行くと思うので…。
で、ずっとそこにあってくれる秘密基地だと思うので、急がなくても大丈夫だと思いますよ。
それまでに生まれた沢山の物語を聞かせてもらえることになると思います。
●りうのすけさん、
そーなんですよ、訪れる人への想いと伝えたいことがちゃんと形作られているんですよね。
話を聞くと、その行動力というか、反射神経、反応の良さに驚きますね。
私は挙動不審に見ていて、お茶の間雑貨スミレ屋へ行ったときみたいに、「あー、絶対見逃している、何か!」って感じが残ってます。
手紙書いてきたの?
いーなー。
あたしは本を読みに行きたい。ってはんこ屋なのに、それ以外のところでも興味アリアリにさせる四代目の戦略に、まんまとはまってるわね。
ヒヨコさんにあったら機械のこと聞かねば!
ゆりさん、
手紙は、緊張してたこともあり、いつもより更に乱筆!
なんだかね、お手紙カフェのことを思い出しましたよ。
そういや、あの頃の封筒、最近は作ってないなぁ…。
機械のこと、ヒヨコさんは熱ーく語ってくれると思いますよ。
私も4月の後半に行ってきました「七尾屋」
なんかもう、やられた!という感じです。
タイミングが合わず、でも早く行きたかったので、神輿(をやってるんですよ、実は)の日に。
七尾屋近くの居酒屋が着替え場所だったので、空き時間に神輿姿のままで。(笑)
変な客になってましたが、四代目は温かい目で見てくださってました。
私のハンココレクションも増えつつあります。
楽しいので、自分でも消しゴムハンコをつくったり、増え続けています。
機械モノに反応するタチなので、奥の機械には興奮しました。
機械と木と紙と植物、なんともいい具合の七尾屋。
隠し味は、店と町への『愛情』でしょうか。
また行きたいです。
頼さんも「七尾屋」お気に入りですか!
神輿姿であの空間へ。かっこいいですね。
> 隠し味は、店と町への『愛情』でしょうか。
押しつけがましくなく、肩に力が入っているわけでなく、現れてますよね。
あの若さで、ほんともー…。
先日、建築家さんの事務所へお邪魔する機会があり、モレスキンに書かれているスケッチを見て、頼さんのブログを思い出しました。
憧れるけど、下書きの段階すら、無理。
紹介されてる「フロッタージュ」なら、私も出来るかしら!
出来るかも?!とワクワクしてきました。